新茶の美味しい季節となりました。
八十八夜に摘まれた新茶は「無病息災長寿めでたし」と言われ
縁起がいい特別なお茶として昔から珍重されました。
丹波のお茶は平安初期、嵯峨天皇の命により栽培が始まったとされます。
上品な色と香り、独特の風味のある「丹波茶」は
食の都、大阪でも愛され、江戸時代に多く流通し行商されました。
日本でも平均気温の低い丹波篠山は、気温差と肥えた土壌により
旨みが凝縮された甘み成分がたくさん含まれたお茶ができます。
茶どころとして知られる味間奥地域では、
5月の初摘みから9月ごろまで新鮮な茶葉が出荷されます。
篠山産と記載のお茶の多くはこちらで摘まれた茶葉です。
篠山の広がる茶畠、製茶工場、茶園をのんびりとめぐられて
摘まれたばかりの新茶を味わっていただくのもいいですよ。
毎年6月には「丹波茶まつり」も開催されています。
■第36回 大国寺と丹波茶まつり
大国寺で献茶やお茶供養が行われ、2日間イベントも開催。
丹波茶壷道中、お茶席、餅まき、田んぼの運動会、物産市など
お子様から大人まで食べて飲んで楽しめる催しが盛りだくさん。
中でも一番人気は、茶摘み・手揉み体験。
新茶を摘み、揉んで、お茶を作って、お持ち帰りができます。
開催日時:2016年6月4日(土)・5日(日) 10:00~16:00
会場:篠山市味間奥 周辺エリア
茶の里会館、大国寺、丹波並木道中央公園
※当日はJR篠山口駅より無料シャトルバス運行あり
問合せTEL:079-552-1111 篠山市商工観光課
http://tourism.sasayama.jp/2016/05/34.html
■ 熊野園
石庭を眺めながらお茶と懐石が味わえる茶の専門館。
減農薬で有機肥料で育てた無添加のお茶をいただけます。
丹波栗やお米など季節の名産品も販売しています。
場所:篠山市味間奥456
問合せTEL:079-594-0162
http://www.kumanoen.co.jp/
■ 諏訪園
丹波茶と和菓子の専門店。自家茶園、茶工場で製品化。
生産量は少なくともこだわりの製法でつくられたお茶は
農林大臣賞など数々の賞を受けています。
場所:篠山市味間奥1463
問合せTEL:079-594-2226
http://www.suwaen.cc/Pages/top_page.html
▼ おすすめの宿泊プラン一覧はこちらをご覧ください。
http://www1.489ban.net/v4/client/plan/list/customer/sasayama
当ホテルでは「川柳(かわやなぎ)」という丹波茶を使っています。
ウェルカムドリンクには丹波のほうじ茶をご用意して
皆さまのお越しを心よりお待ち申し上げております。